そもそも依存症とは、精神的・肉体的刺激を求める
抑えがたい欲求と刺激を追い求める行動が優位となり、
その刺激がないと不快な感覚を得る状態のことをいいます。
依存の中には
◆摂食障害(食べ物を求める気持ちが止まらない)
◆薬物依存症(薬で得られる高揚感や安心感が抑えられない)
◆アルコール依存症(お酒を飲まないと落ち着かない)
◆ギャンブル依存症(勝った時の高揚感が忘れられない)
◆買物依存症(買物をすると落ち着く)
◆ニコチン依存症(タバコを吸わないとイライラする)
など、他にも色々あります。
依存症を悪化させるのは自分をとりまく生活環境に
あると言われています。
例えば、
◆コンビにで24時間手軽に買物ができる
◆タバコの自販機があちこちにある
◆パチンコ屋に気軽に入れる
など自由に行動ができることが、依存症を悪化させる要因の一つです。
では、どうしてやめられないのでしょう?
それは自分の行動を肯定してしまう所にあり?かと思います。
「いつかはやめられるから今はいいんだ」
タバコを吸う人は、いつでもやめられると思いがちですが
脳がニコチンでの刺激効果を覚えてしまっているため
簡単にはやめられません。
アルコールも飲んだときの高揚感が忘れられないので
ついつい飲んでしまう。
食べ物にしても買わなきゃいいんだと思いつつ
気がつけば買って食べてしまっている
「辛い気持ちを忘れられる」
この気持ちが依存をやめられない大きな要因なんです。
「まあいいや」という気持ちは簡単には消せません。
極端な話し「隔離」でもしないと、つい依存してしまいます。
最近では、携帯依存症やメール依存症、占い依存症とかも
あるそうです。現実であった辛いことを依存という形で発散する。
あとに残るのは健康被害と空しさだけです。
自分が治そうと何か行動しない限り、
簡単に治るものではない気がします。
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